JSBAのバッジテストを合格され、「次はテックテスト合格だ!」
このような志の高い人たちも多いと思います。
「テックテストって?」
このような疑問を持たれた方はこちらをどうぞ。
TECH.TEST(ハイクオリティ技術認定制度)とは?TECH.TEST(テックテスト)の難易度や全体像は?どのくらいのレベルなの?合格するための対策方法は?受験資格、費用は?という疑問に答えていきます。私も昔、あまりにも[…]
こんな悩みがありませんか?
- 「テックテストを受験したいけど、地元のスキー場では開催されていない」
- 「大台スキー場での受験日はいつ頃が多いの?」
- 「秋田県の大台スキー場で受験したいけど、コースのイメージがわかない…」
- 「交通や昼食、宿泊先は近くにあるのかな?」
- 「事前に滑りに行く、時間もお金もないし」
- 「初めてのスキー場でのテックテストはレベル高い!せめて斜度やコースのイメージができればなぁ」
- 「検定バーンをイメージして、地元のスキー場で練習したい!」
- 「テックテストはどのくらいお金かかるの?」
このような悩みに、秋田県大台スキー場でシーズン券を購入し、テックテスト1と2を大台スキー場で受験した筆者が解説します!
秋田県大台スキー場でのテックテスト検定バーンは、結論から言うと以下になります。
- 大台スキー場のテックテストは2月上旬が多い
- ミドル・ショートは中斜面の人気コースで荒れやすい?
- コブは中斜面。その年の積雪量によってコースが変わる(1と同じ斜度です)
- フリーは短い急斜面から長い中斜面(ほぼ緩斜面)
- テックテストでのコースの規制なし。
- 大台スキー場は近くに高速道路がなく、交通の便が悪い
- 昼ごはんとトイレは心配なし
- 宿泊先も近くに旅館がある
それでは、検定バーン攻略を一緒にみていきましょう!
その他の詳細な情報も掲載しますので、参考にされてください。
ミドルとショートの検定バーンを攻略しましょう
- ミドルターンはコースの真ん中が滑りやすい
- ショートターンはコースの真ん中、向かって右端が滑りやすい
- 人気コースで人が多く、斜面が荒れる
- ミドルでは5~6ターンくらいの長さになります
- ショートは第1ペアリフトから、少し登ったところくらいの高さからスタート!
- 検定バーンの7割は中斜面で、残りの3割は緩斜面
特徴は上記のイメージを持たれると良いです。
大台スキー場全体図からみると、ミドルとショートターンの検定バーンは、以下の画像を参考にされてください。
- ミドルとショートの検定バーンは大台スキー場では、2番目の人気コース
- 斜面が荒れやすく、人が多い
- 中斜面で傾いている斜面
もう少し近くの写真で見て、イメージをつかんでみましょう。
スキー場あるあるですが、この斜面より少し急なイメージを持たれる方がよいです。
実際に斜面に立つと、急に感じますからね。
以下の画像は下から見た全体図になります。
次にショート・ミドルで滑走する、おすすめラインについて解説しますね。
ミドルターンでの滑りやすいラインは、以下の画像を参考にされてください。
ショートターンはコブの近くを滑ると圧迫感を感じると思いますので、それ以外のところがおすすめです。
次は、フリーライディング検定バーンの紹介になります。
スポンサーリンクフリーライディング検定バーンを解説します
- 最初は急斜面から始まり、あとは中~緩斜面
- 急斜面2中斜面3緩斜面5くらいの割合でしょうか
- 斜面を上から見下ろしても、気づかない「モノ」がある
- 急斜面はロングかミドルで2ターンやると終わります
- あとはめちゃくちゃカッコつけましょう(笑)
加工していない、フリー検定バーンの上部からの画像になります。
わかりやすく加工します。
私がテックテスト2受験の時に、フリーを滑走。
誰もいないこと確認し、ゴール付近まで行ったら、下の画像のところに人がいてビックリしたものです。
この時は合格点の85点を取ることができましたが、「人がいるかもしれない」と思って、滑ったらビックリすることを防げると思います。
「というか、そもそもテックテストってどんなレベル?!」
と、思われた方はテックテスト1について解説していますので、こちらをどうぞ。
「テックテストってイメージがわかない」「インストラクターでもないのに、合格できるの?」「バッジ1級を合格したけど、次の目標を持ちたい!」「カービングターンで目立ちたい!」テックテストはバッジテストと違って、情報が少なく苦労しますよ[…]
ご紹介!コブ(不整地)検定バーンのクセ
普段、カービングを楽しまれている方は多いと思いますが、コブ(不整地)を苦手とされている方も多いのではないでしょうか?
ここでは大台スキー場のコブのクセを解説します。
- 第1ペアリフト降り場付近のすぐ近くにある
- その年にもよるが、2~3レーンのコブコース
- 人目にさらされるのでプレッシャーに勝とう(笑)
- 上部が緩斜面で2ターンほど
- 中部は中斜面でここを乗り越える
- 下部は小さく狭いコブになる(油断禁物)
- 緩斜面:中斜面の割合は4:6くらい
次に全体図を見てみましょう。
近くでみるとこのようなイメージになります。
注意点としては、その年の積雪量や、テックテスト前日、当日の天候と気温に左右されます。
それでも長年大台スキー場を滑ってきましたが、上記箇条書きのコース構成は変わりません。
スキーヤーの方々もコブ斜面を楽しまれているので、「スノーボーダーのためのコブ」みたいなコブではありませんので、注意されてください。
それと、コブコースの入口は3コースに分かれていますが、最後にコースが「合体」していたりする時があります。
事前に滑って、自分の滑りやすいラインを把握しておくことも大事です。
上記の全体図の画像では、コースによって長さが変わっているようにも見えますね。
変わっても1~2ターン程度ですが、やはり自分が滑るラインを把握しておきましょう。
それでは上部・中部・下部に分けてコブコースのクセを見ていきましょう。
上部のコブ
緩斜面で2ターンくらいで終わります。
中部のコブ
下部のコブ
コブは滑る度に変化する生き物みたいなところがあるので、午前中に滑れても午後には滑れない。
なんてことが多々あります。
私もよく返り討ちに遭いますから(笑)
地元のスキー場などで、中斜面のコブを楽しんでおきましょう。
「コブを滑ってみたいけど、練習方法やコツが分かればなぁ」
と、思われる方は、コブを3ステップで滑れるように書いた、こちらの記事をどうぞ。
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それと、上達するためにはホットワックスが必須になります。
ホットワックス歴10年以上の筆者がオススメする、ホットワックスメーカーをお教えしますよ!
現在、使用されているワックスを変更するのは、めんどくさいかもしれません。
しかし、以下のワックスを使用すると作業効率が上がり、時間の節約になりますよ!
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ホットワックス最強効率のやり方はこちらをどうぞ!
「今までスプレーワックスを使っていたけど、板走らないし、何度も塗るのがめんどくさい!」「でも、ホットワックスって難しそう・・・」「春は雪が汚くなって、板が走らない。解決方法はあるの?」「初期費用は、どのくらいかか[…]
県外から受験する場合の交通や宿泊先は?
県外から受験される場合、時間に余裕をもっておきたいですよね。
そこで、当日の検定の流れを見てみましょう。
- 9:00~ 9:30・・・受付
- 10:00~12:00・・・事前講習
- 12:00~13:00・・・休憩、昼食
- 13:00~15:30・・・検定
- 15:30~16:00・・・合格発表
※受験人数、天候により変更になる場合があります。
受付は9:00から。早めですね。
単純に近くに宿泊となると、大台スキー場までの距離が近いところが良いのではないでしょうか。
・大台スキー場まで6,4㎞の中里温泉(リンク先の宿泊のやり方がわかりにくいのでこの順番)
この辺が候補になると思います。
大台スキー場の周りは網目状に道路があり、何通りも行く方法があります。
行き慣れた筆者でも油断すると道を間違えます(笑)
大台スキー場に向かわれる時はスマホなり、カーナビなりの「ナビ」を使うことを強くオススメします。
事前講習やリフト代での費用は?
テックステストを受験されると、1日大台スキー場に滞在することになりますね。
合格・不合格含めて、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?
- 1日券は3,000円(税込み)で昼食は1,000円くらいでしょうか?
- 事前講習料3,000円+受験料5,500円+合格後の認定料3,300円(すべて税込み)
※2022年3月1日現在。
※他のスキー場のシーズン券を持っている方は、1日券が500円割引を受けられる可能性があるので、事前に確認しましょう。
※以前に事前講習を受けられた方は免除になります。
合格なら概算合計で15,800円ですね。
不合格でも12,500円かかります。
いくらお金をかけても、「ケガ」をしたり、「身体の不調」があると、せっかくのテックテストも台無しですよね。
そんなアナタだけの、参考になる記事はこちらになります。
アナタは朝の1本目、全力でスノボを楽しめますか?「スノボ好きだけど、齢を重ねてきて、最初の1本から全力は怖いんだよね」この記事では10分くらいで体が温まり、ケガを防ぐための「関節廻し」と「ダイナミックストレッチ」を[…]
まとめ
- ミドル・ショートの検定バーンは真ん中か右側で滑ろう
- 中斜面から緩斜面に変わるときに油断禁物
- フリーライディングの検定バーンは広く視野を持つ
- コブ(不整地)ではクセを見抜き、普段からコブを滑っておこう
- 初見で検定バーンを滑れるほど、テックテストは甘くない
テックテストなんて、ぶっちゃけ「自己満」の世界になります。
ですが、大好きなスノーボードで「何か形に残るものが欲しい…」
このように思われている方々もいるのではないでしょうか?
私もその一人です。
テックテストに合格したら、次は大会に参加するのも有意義かと思います。
秋田県のたざわ湖スキー場ではテクニカルの大会が開催されていますよ。
興味のある方はこちらをどうぞ!
「テクニカル選手権に参加してみたいけど、もうちょっと緩い大会ないかな?」北東北ではこのような大会はありませんでした。俗に言われている「草テク」の開催です。ここ数年は、開催されるようになりましたね。秋田県のたざわ湖ス[…]
「大会よりもまずは、コブを滑る練習ができるスキー場はないの?」
秋田県の春の阿仁スキー場なんかどうでしょうか?
必要な情報をすべて網羅しているので、参考にされてください。
「都会の喧騒から離れて、春の暖かくなったスキー場でスキーを楽しみたいなぁ」「雪が残っているのなら、まだまだスキー・スノボをしたい!」この記事では、秋田県の阿仁スキー場の魅力と不便さを、全てお伝えしますね。具体的には[…]
「コブよりも、春の新緑を楽しみながら、まったりスキー・スノボしたいな」
このような自然の景色を楽しまれたい方は、こちらをどうぞ!
「春になって、営業しているスキー場が少なくなってきたな」「まだまだ滑り足りない!」「4月~5月でも滑れるスキー場はないの?」「月山ほど、ガチンコじゃなくて、まったり残雪を楽しめるスキー場ない?」5月まで営業している、秋田県[…]
テックテストを受けた時に、このような話を受験生から聞きました。
- 「福島から来ました!」
- 「山形県から朝4時に起きてねぇ」
- 「岩手県から朝6時に眠い目をこすって…」
- 「緊張して、実力が出せなかった。イメトレ出来ていればなぁ…」
この記事が、スノーボードに熱い人たちの応援になれば幸いです。
楽しいスノーボードライフを!!
それではまた(‘◇’)ゞ
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